噛めない
開咬
20歳
表側ワイヤー矯正 アンカースクリュー
小臼歯4本
2年4ヶ月
98万円(税込)
歯根吸収、歯肉退縮、歯の痛み、後戻り
前歯が噛み合わない開咬(かいこう/オープンバイト)の患者様です。治療前は、上下の前歯が前方に出ていて、少し口元が出ている印象でした。
上の前歯のずれを治すために、アンカースクリューを併用しています。
矯正治療後は、歯並びはもちろん、唇や顎のラインもすっきりきれいに整い、
麺やレタスなども前歯で噛み切れるようになりました。
【開咬のデメリット】
①発音障害
サ行、タ行などの発音が不明瞭になります。
②噛みにくい
前歯で食べ物を噛み切りにくく、食事が不便になります。胃腸への負担をかけていることもあります。
③顎関節症リスク
噛む力は、歯と顎関節で負担するのですが、噛んでいる歯が少ない分、顎関節に過度な力がかかります。
④見た目の問題
上下の歯の間に隙間があるので、笑顔や口元の見た目が気になることがあります。
⑤虫歯・歯周病リスク
噛み合わせの不均衡により、一部の歯に過度な負担がかかりやすくなります。
これらの問題を歯列矯正で改善することができます。
KIDS
前歯が出ている
下顎骨後方位による 混合歯列期の上顎前突
8歳
上顎前歯をワイヤーで配列→拡大ネジ付きバイオネーター
なし
矯正治療 約2年 → 生え変わりの経過観察 約2年
約40万円(税込)
歯根吸収 後戻り
下顎が後退していたために「出っ歯」のかみ合わせになっていた患者様です。
下顎の成長を誘導するために「バイオネーター」という装置を、寝る時に口にはめていただきました。
前歯がきちんと噛み合うようになり、口元の突出感も改善されていますね。
中学生になって、大人の歯がすべて生えそろったので、より完璧な歯ならびと噛み合わせを目指して、これから二期治療に入ります。
機能的矯正装置は、顎の骨格のバランスを改善したり、歯の生え変わりを誘導したりすることができるのですが、
お子様の成長を利用する治療なので、一朝一夕に効果が出るものではなく、毎日装置の装着を継続することがとても大切です!
一期治療で骨格の問題を改善しておくと、「永久歯列完成後に行う二期治療の期間が短くなる」「抜歯矯正をせずに済む」など、大きなメリットがあります。
口元が出ている
上下前歯の唇側傾斜、叢生を伴う上下顎前突
19歳
表側ワイヤー装置 アンカースクリュー
小臼歯4本
30ヶ月
約100万円(税込)
歯根吸収、歯肉退縮、歯の痛み、後戻り
口元が出ていることを主訴に来院された患者様です。
上下の前歯を引っ込めるために、上下左右の小臼歯を4本抜歯して治療しました。
横顔の美しさの基準である「イーライン」が整い、下顎の輪郭もスッキリして、患者様本来の骨格の美しさを取り戻すことができました。
当院では、噛み合わせや歯並びの改善は大前提として、お顔の骨格も分析し、美しく調和のとれた口元を目指します。
【イーライン】(エステティックライン)
横顔で鼻先と下顎の一番出ている点を結んだ線のこと。
上下の唇側がイーラインの内側に収まっていることが美しい横顔の基準とされています。
近年、美容医療の分野でも注目されている言葉ですが、1954年にアメリカの矯正歯科医Dr. ロバート・リケッツ(Robert Murray Ricketts)によって提唱されたものです。
イーラインを整えるためには、
①鼻を高くする
②口元を引っ込める
③下顎(オトガイ)を前に出す
という方法が考えられますが、矯正歯科治療では、前歯の位置や傾きを変化させることで、唇や顎のラインを自然に美しく整えることができます。
KIDS
前歯の歯並びが悪い
混合歯列期の叢生
9歳
拡大ネジ付きバイオネーター /下顎前歯のみマルチブラケット装置
なし
バイオネーター約2年 → 生え替わりの経過観察6ヶ月 → 下の前歯のワイヤー矯正4ヶ月
約50万円(税込)
顎の違和感/歯の移動時の痛み後戻り
永久歯のスペースを作り、下顎を前方に成長させるため、バイオネーターを使用しました。
これは取り外しができる装置で、主に寝る時にお口にはめて使うものです。ご自宅で週に1回拡大ネジを回すことで、1ヶ月に1mmほど歯列を拡大する事ができます。拡大している間は1ヶ月ごとに通院していただき、歯の動きを確認したり、装置の調整を行ったりします。
小児の一期治療は、顎の骨格のアンバランスを改善し、永久歯が生えるスペースを作ることを目的に行います。