口元が出ている
上下前歯の唇側傾斜、叢生を伴う上下顎前突
19歳
表側ワイヤー装置 アンカースクリュー
小臼歯4本
30ヶ月
約100万円(税込)
歯根吸収、歯肉退縮、歯の痛み、後戻り
口元が出ていることを主訴に来院された患者様です。
上下の前歯を引っ込めるために、上下左右の小臼歯を4本抜歯して治療しました。
横顔の美しさの基準である「イーライン」が整い、下顎の輪郭もスッキリして、患者様本来の骨格の美しさを取り戻すことができました。
当院では、噛み合わせや歯並びの改善は大前提として、お顔の骨格も分析し、美しく調和のとれた口元を目指します。
【イーライン】(エステティックライン)
横顔で鼻先と下顎の一番出ている点を結んだ線のこと。
上下の唇側がイーラインの内側に収まっていることが美しい横顔の基準とされています。
近年、美容医療の分野でも注目されている言葉ですが、1954年にアメリカの矯正歯科医Dr. ロバート・リケッツ(Robert Murray Ricketts)によって提唱されたものです。
イーラインを整えるためには、
①鼻を高くする
②口元を引っ込める
③下顎(オトガイ)を前に出す
という方法が考えられますが、矯正歯科治療では、前歯の位置や傾きを変化させることで、唇や顎のラインを自然に美しく整えることができます。
KIDS
前歯の歯並びが悪い
混合歯列期の叢生
9歳
拡大ネジ付きバイオネーター /下顎前歯のみマルチブラケット装置
なし
バイオネーター約2年 → 生え替わりの経過観察6ヶ月 → 下の前歯のワイヤー矯正4ヶ月
約50万円(税込)
顎の違和感/歯の移動時の痛み後戻り
永久歯のスペースを作り、下顎を前方に成長させるため、バイオネーターを使用しました。
これは取り外しができる装置で、主に寝る時にお口にはめて使うものです。ご自宅で週に1回拡大ネジを回すことで、1ヶ月に1mmほど歯列を拡大する事ができます。拡大している間は1ヶ月ごとに通院していただき、歯の動きを確認したり、装置の調整を行ったりします。
小児の一期治療は、顎の骨格のアンバランスを改善し、永久歯が生えるスペースを作ることを目的に行います。
かみ合わせ、歯並びが悪い
叢生を伴う開咬
16歳
表側ワイヤー矯正(マルチブラケット装置)
小臼歯4本
36ヶ月
約100万円(税込)
歯根吸収、歯肉退縮、治療中の歯の痛み、後戻り
舌は、口蓋(口の中の天井部分)に全体が接しているのが正しい状態です。
安静時も、飲み込む時も、舌は上に持ち上がっていなければなりません。
この患者様は、舌が常に下にあり、飲み込むときは舌が前に出る癖がありました。
このような場合、上顎骨の成長が弱く、歯列のアーチが狭くなるため、並びきれない歯は凸凹になります(叢生)。
また、飲み込む度に舌が前歯を押すので、前歯が噛み合わなくなってきます(開咬)。
舌の位置を改善するトレーニングと、上下の歯を噛み合わせるための「顎間ゴム」の使用にご協力いただき、かみ合わせの改善を行いました。
ADULTS
八重歯
叢生
19歳
表側ワイヤー矯正(マルチブラケット装置)
小臼歯4本
1年7ヶ月
約93万円(税込)
歯根吸収、歯肉退縮、治療中の歯の痛み、後戻り